こんにちは。双子のトコトコ(姉、京大卒)です。
今回は我が家の教育方針について書きたいと思います。
「双子で東大や京大に入るなんて、一体どんな育てられ方をしたの!?」と聞かれることが多いです。今回はそのアンサーをご用意しました。
子育てはどの時代でも永遠の課題。双子の経験がちょっとでも参考になれば幸いです。
母親にどんな風に育てたのか聞いてみた
一体どのように双子を育てたのか、母にメッセージで聞いてみました。
我が家の教育方針は?
子どもの好きにさせる!
それ以外にも絶対にあるでしょ
言わない、見守る、我慢、以上!!
このあとも電話でも聞いてみましたが、上記以上のものは全く出てきませんでした。なにせ多くを語らない母でして・・・。母の代わりに子どもが代弁します。
ちなみにシングルマザーのため父親はいません。女手ひとつで3人を育てた母には頭が上がりません。
当事者分析
最初に断りを入れておきますが、双子は英才教育は一才受けておりません。
教育とは縁もゆかりもない家庭でした。
大学を卒業した人は親戚にいないですし、本がたくさんある家庭でもありません。小学校、中学校、高校はすべて公立の学校に通いました。
しかも小・中学校は荒れていたため、学校の教育がよかったわけでもなさそうです。
そんな「ないない尽くし」の双子に残されたカードを挙げさせていただきます。
本当に何でも好きにさせてくれた
母からのメッセージで「子どもの好きにさせる」とあったと思うのですが、本当に自由にさせてくれました。
具体的にどういうことかというと、
- 欲しいものは何でも買ってくれた
決して裕福な家庭ではありませんでしたが、何でも買い与えてくれました。制限がないと逆に金銭感覚が身に付くらしく、ゲームと参考書くらいしかお願いしませんでした。双子で同じ参考書を使うにも関わらず、それぞれに1冊買い与えてくれました。 - 習い事は何でもさせてくれた
新体操、水泳、ピアノ、ソフトボール、塾など気になったものは何でもやらせてくれました。 - 勉強に関しての口出しは一切なし
自分が勉強に無関心だからか、「勉強しろ」と言われたことは一度もありません。
という徹底ぶりでした。
小学生のころには、印鑑とお金の置き場所を教えてられており、勝手に使っていい状態でした。プリントの保護者印を自分で押していた記憶があります笑。
勉強に関しては、ほんとうに何も言われたことがありません。
子どもの自主性に任せて育ててくれたおかげで、「他の子は勉強しろと言われているみたいだけど、私たちは言われない。これはやらないとヤバいかも」と勝手に勉強するようになりました。
姉妹で比較されなかった
双子同士、しかも同い年だとつい比べてしまいがちですが、姉妹を比べないように徹底していたそうです。具体的には「好きな食べ物ですら比べない」と言っていました。それぞれを独立の人間としてとらえていたそうです。
よく「〇〇さんの△△ちゃんはあれが出来るのに、なぜあなたは出来ないの」と他人の子どもと自分の子どもを比べる方もいますが、私の母親は皆無でした。そもそもママ友の付き合いを拒絶しており、知っている他人の子どもがいなかった可能性もあります。
親からの比較の圧力を感じなかったおかげで、姉妹はのびのびと育ちました。お子さまがいらっしゃる方には、ぜひ他の子どもと比較しないことをおすすめします。
不完全な家庭環境が逆に良かった
シングルマザーの上に、色んな要因が重なり、お世辞にも安定しているとは言えない家庭環境でした。姉妹は典型的なアダルトチルドレンです。
そんな中、唯一自分たちの価値を見出せるのが「勉強」でした。先生に構ってほしくて、大人に認めてもらいたくて、必死に勉強しました。
完璧な家庭なんてない、と思うこの頃です。
外遊びで脳が鍛えられた
トコトコとノソノソは、住宅地と畑が入り混じる、中途ハンパな田舎で育ちました。
小さいころから近所の空き地で野遊びや球技、一輪車、鬼ごっこをしていました。毎日外で遊んでおり、小学校時代は宿題をしていた記憶がありません。おかげで体力がついたと思います。
小さい頃は、勉強よりも運動した方がいいんじゃないかと個人的には思っています。「脳を鍛えるには運動しかない」という本もありますね・・!
まとめ
今回は我が家の教育方針についてまとめさせていただきました。
結論、「放任主義で育てられた」ということになります。雑草のようにのびのびと力強く育ちました。そのおかげで双子は今も自由奔放な人生を送っているのですが、それは後ほどの記事で。
少しでもこの記事がお役に立てば光栄です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
有益な情報を発信していきますので、今後とも双子をよろしくお願いいたします🐼