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「勉強のやる気が起きない」の対処法 -東大京大生の勉強モチベーションの保ち方-

勉強のやる気 モチベーションの保ち方 勉強方法

こんにちは。双子のトコトコ(姉、京大卒)です。

今回の記事は、こんなことでお悩みの方のために書きました。
・勉強のやる気が起きない!
・そもそも勉強したくない!
・(親目線で)子どもが勉強してくれない!

「勉強なんて遠い昔の話だ」という社会人の方へ。
英語や資格の勉強など、社会人になっても勉強する機会は多いと思います。トコトコは今でも外国語の勉強をしていますし、ノソノソは土壌医試験を受けていました。
さらに、最近はリスキリング(仕事上で必要な知識やスキルを学ぶこと)など、ますます大人の勉強の気運が高まっています。

多くの方に、勉強のモチベーションの保ち方を知っていただければ幸いです。

【大前提】とりあえず10分だけやってみる

勉強しなければいけない時は、とりあえず10分だけ勉強してみることをおすすめします。ちょっと勉強してみたら気分が乗ってきた!ということがよくあります。
10分やってみて、どうしても気分が乗らなかったら今後の自分に期待しましょう。気分が乗らない時に勉強しても、頭に入ってこないですからね。

すぐにやる気を出したい時の対処法

心がどんなに叫びたがっていても、勉強しなればいけない、勉強したいタイミングはあります。
そこでトコトコとノソノソが行っていた対処法を紹介します。

汗をかく運動する

運動することで頭がスッキリした体験があるのではないでしょうか?
「脳を鍛えるには運動しかない」という本がありますが、まさにそうだと思います。運動するから脳が鍛えられる、脳が鍛えられるから勉強ができるようになります。

トコトコは、勉強に飽きたらよく散歩に出ていました。また、趣味でランニングをしていたので、狂ったように走っていた記憶があります。(どんだけ勉強に飽きていたんだ)

運動の効用についてより詳しく知りたい方は、こちらの本をお読みください。この本を読むと、すぐに運動したくなりますよ。
「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」

強制的に考えない時間を作ることって結構大事だなと思っていて、その間に思考が整理されたり、記憶が定着したりします。空白の時間を作るのにうってつけなのが運動です。
勉強から離れていても、無意識が勝手に問題を解いてくれてたりするので問題ありません。ジャンジャン運動しましょう。

別の勉強に切り替える

勉強にも種類があるため、今やっていることに飽きたら、
・教科を変える(例 国語→数学→リスニング→理科→英語)
・得意な科目と苦手な科目を交互にやる
・勉強を変える(計算、暗記、調べものなど)
・わからない問題を先生に聞きにいく

という感じで切り替えていました。東大京大は理系でも文系の試験が多いのですが、気分転換になってよかったです。

新聞や本を読む

教科書の勉強に飽きた時は、新聞や本をよく読んでいました。
読解力も鍛えられるし、時事ネタも知られるし、一石二鳥です。

学校で勉強していた時は、図書館に行って新書コーナーへふらふら。自分は何に興味があるのか?と考えながら本を手に取っていました。

当時、食べ物系の本はストレスなく読めたので、まさかその興味が持続して食品メーカーに入るとはびっくりです。例えば「チョコレートの世界史」などです。読むだけでチョコレートが食べたくなってきます。

場所を変える

場所が変わると気分がガラッと変わります。
当時は図書館、塾の自習室、学校の教室、廊下、電車の中などあらゆるところで勉強していました。

電車で立って揺られながら数学を解いていると、思わぬひらめきがあったりするんですよね。
勉強に飽きていると思ったら、単に椅子に座る姿勢に体が飽きてるだけ、という可能性もあります。スタンディングデスクなどで定期的に姿勢を変えることをおすすめします。

音楽を聴いてみる

気分が乗らない時は、音楽を聴きながら勉強していました。
勉強中は音楽を聞かないことにしていたのですが、どうしてもやる気が出ない時は自分に許可を出していました。まずはテンションを上げるのが最優先です。

聴いていたのは、好きなアイドルの曲や流行りの曲などさまざまです。
集中できてきたな〜と感じたら、歌詞が勉強の邪魔になるのでイヤホンを取っていました。

Column*海外では大学名はあまり関係ない

海外では学歴よりも「今何してるのか?」が大事です。
去年海外バックパッカーをしていましが、どうしても京大卒を引きずっていて大学名から自己紹介していたら、現地の日本人にそう言われました。
海外で”I graduated from Kyoto university.”と言っても”Oh I love Kyoto!”と返されるのが関の山です。

ただし、海外では「大学を出ている」ことは大切です。大学を出ていないと、就職がだいぶ限られているとか。

さらに、海外では出身学部と職業が密接に関わっています。海外を視野に入れているようであれば、就きたい職業に関連する学部に進み、大学を卒業しておくことをおすすめします。トコトコは海外進出する予定なので、現地の考え方が分かったらレポートしますね。

どうしてもやる気が出ない・・!そんな方へのエピソード集

上記を行ってもどうしてもやる気が起きない。
そんな方へトコトコがやる気を取り戻したエピソードをご紹介します。すべて高校生の時の話です。

エピソード① 学校の勉強よりも教養が大事?

高校1年生の3月、勉強しない宣言しました。
当時の言い分は「学校の勉強よりも教養の方が大事だ!」です。教科書を覚える勉強を無意味に感じていたため、学校の勉強はしないことを決意。
その代わりに新聞や本に浸っていました。

そんなある日、西洋画が飾られている美術展へ。
高校で美術展に行くという課題が出て以来、美術展によく足を運んでいました。

絵を見ている時に、ふと「世界史をもっと学んでいれば、この絵を深く楽しめるのかなぁ」と思いました。授業で世界史をちょっとかじっていたタイミングでした。

その時、私は悟りました。すべての知識は学校の勉強が元になっていて、もっと学べば、もっと世界の解像度が上がる。高校でやっている内容は、たぶん基礎中の基礎の知識だ。私が大事だと思っている教養は、学校で習っていることが土台になっているんだと。

考えてみれば、日本語の読み書きができるのも、小さい頃にちゃんと日本語を学んでいたおかげだからだと気づきました。
小学生が「今の勉強には意味がない」と言って勉強していなかったら、私はなんて声をかけるだろう。いま、私はもしかして同じことを言っていないか?戯言はやめよう・・・

ちなみに勉強しない宣言は3週間続きました。その間、意地でもシャーペンを持たなかったのは逆にすごいです笑

エピソード② 無知は人を傷つけるんだ

勉強できなくても生きていけます。いや、むしろ変に頭が良くない方が、生きやすいことさえあります。研究は頭のいい人に任せよう。

そんな風に割り切っていたある日、とある新聞記事を見つけました。
確か若い人の投書でした。戦争について知らなかったことで、おばあちゃんに変なことを言って傷つけてしまった。これからは色んなことに対して学びを深めていこうと。

その新聞を読んでから、「無知は人を傷つける」という言葉が鮮烈に心に刻まれました。学校の勉強はイヤでも、学ぶことは止めたくないなと思いました。それが大学を卒業した今でも続いています。

エピソード③ 勉強なんて必要ない、と言いたかった

同じクラスの勉強がニガテな子が「勉強なんて必要ない」と言っていました。
それを聞いて、勉強できないのに言うのはかっこ悪いな〜と思いました。
私は勉強ができる立場になってから、「勉強なんて必要ない」と言いたい!
それが京大に入るモチベーションの1つになりました。

京大を卒業して、一般的に高学歴と言われる立場になって言えることは、「勉強は生きていくのに必須ではないが、人生を豊かにしてくれる」ということです。

知っていることで世界が広がる、言い換えると、知らないことはできないんです。ダイヤモンドの原石は、知らない人から見たらただの石ころです。

例えば、英語が話せるおかげで、海外の面白い方々にたくさん出会えました。海外の価値観を知ることができ、日本を相対化して見られるようになりました。

「理系(文系)だから文系(理系)科目はやりたくない」という方もいるかもしれません。その気持ち、すごく分かります。学校から強制される勉強ってつらいですよね。

でもこれだけは言わせてください。自主的にやる勉強はめっちゃ楽しいです。
高校生の時、受験科目じゃないのに世界史の勉強を熱心にしていて、今のアンティークビジネスに役立っていたりします。あくまで持論ですが、学問が資本主義とマリアージュされた瞬間、最高のスイーツになります🍰。
私のビジネスについては、需要があれば記事にします。

最後に

勉強のやる気が起きないのは、ちょっとした工夫で解決できることもありますし、もっと根本に関わることかもしれません。
勉強をやりたいと思える時まで、気長に待つのもいいかもしれませんね。いつか自分で悟る瞬間が来ると思います。
この記事が少しでもお役に立っていれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
有益な情報を発信していきますので、今後とも双子をよろしくお願いいたします🐼

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